「関西学生野球、京大１－０関大」（６日、わかさスタジアム京都）

　京大が今秋ドラフト１位候補の最速１５３キロ左腕の関大・金丸夢斗投手（４年・神港橘）を開幕戦で撃破した。

　五回１死まで完全投球を許しながら５三振を喫し、打線は沈黙。六回先頭では遊撃内野安打でこの日初安打を記録するも、その後１死三塁からスクイズに失敗して無得点。絶好の得点機を生かせなかった。

　ただ、七回２死二塁で中村千紘外野手（４年・明和）が先制の右前適時打を記録。ベンチのナインは満面の笑みでガッツポーズを繰り出した。

　この１点を守り切り、３月には侍ジャパンのトップチーム入りも果たした金丸に土を付けた。金丸はリーグ１８連勝中だったが、この黒星で記録はストップとなった。