「ロッテ３－０日本ハム」（３０日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　開幕２戦目はわずか３安打で完封負けを喫した。試合後、日本ハム・新庄剛志監督（５２）は打線について「シーズン、こういう時もありますよ」と責めなかったが、走塁の判断ミスに苦言を呈した。

　３点を追う九回の攻撃。１死二塁からマルティネスの中飛で、二走・万波が三塁へタッチアップしたがベース到達後、足が離れたとされアウトになった。リクエストを要求したが覆らず。ただ、「３点差で無理して行く場面でもない。セーフでもね」と指摘。状況判断が大切だとクギを刺す。「エラーとかミスは練習してうまくなりますけど。判断ミスは練習できない。もっと野球を覚えないといけないですね」と厳しい口調で語った。

　新庄政権初の“貯金２”もお預け。相手に隙を見せない強いチームに成長させるため、奮起を促した形だ。