日本ハム・万波 上昇気配の2点二塁打「少しずつ階段を登れている」新庄監督は応援団に注文「『ホームラン、ホームラン、万波』はやめてほしい」
「オープン戦、日本ハム5-1巨人」(16日、エスコンフィールド)
日本ハムが投打がかみ合い7試合ぶりの勝利。初回1死一、二塁から4番・マルティネスの右前適時打、さらに1死満塁から6番に入った万波の左中間2点二塁打で3点を先制した。
万波は10日の楽天戦以来の10打席ぶりの安打。「チャンスでいいバッティングができた」と振り返る。この日2安打してオープン戦打率は2割に乗った。「少しずつ階段を登れてる感じはありますけど、まだまだ好調とは言えない。コツコツ取り組み続けていくことが大事かなと」と話した。
新庄監督は「万波君から満塁で1本出てくれたことにホッとしてます」と笑顔。「あんまりねホームラン狙わなくて良いんですよ。もう強い打球を心がけて、タイミングしっかり取ってバチンと打てば。センターにね」と求める。「だから(応援団の)『ホームラン、ホームラン、万波』はやめてほしいんですよ(笑い)。耳に入ってくるから」と苦笑いしていた。