ヤクルトの田口麗斗投手（２８）が６日、埼玉・戸田球場で離脱後２度目のブルペン入りで６６球。「離脱する前より多分いいかもしれないですね。体的にも、フォーム的にも」。開幕までの光が見えた。

　下半身のコンディション不良で２月１３日に１軍キャンプを離脱。現在は「想像以上に早い回復力」で、５日にはスパイクでのランニングも解禁したといい、来週にも２軍で今年初実戦を迎える道筋も見えている。

　「体的には開幕に間に合う。間に合うというか、食い込んでいきたい」

　離脱期間中は、清水や新助っ人・エスパーダら中継ぎ投手陣の結果をあえて確認した。「気にするようにしていました。それが気持ちのモチベーションになるというか、そうやって競っていくのが一番大事なことなので」。開幕に照準を合わせ、居場所を勝ち取る。