「オープン戦、楽天３－１広島」（２日、倉敷マスカットスタジアム）

　オープン戦初先発となった楽天・荘司康誠投手（２３）が、５回２安打無失点の好投。沖縄での練習試合も合わせて１０イニング連続無失点と絶好調の右腕は「逆にちょっと怖いというか、シーズン初っぱなにつまずくんじゃないかなと思う」と笑顔で語った。

　リズムがよかった。初球ストライクをテーマに臨んだ右腕は打者１６人に対し、初球ストライクが１３人。「今までにないピッチングの感覚というか、こんなに楽なんだなと感じた。すごく有利に進めていけた」と納得の表情を浮かべた。

　テンポだけでなく直球、変化球両方で計４三振を奪うなど、球の精度も高かった。「確実に去年より自分のできることが増えていると投げていて感じる。継続してやっていけたら」と確かな自信をのぞかせた。