侍・万波 森下に負けん弾!高校時代からの同学年ライバルに続いた「最高です」
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ、日本代表2-1韓国代表」(17日、東京ドーム)
侍ジャパンが「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の1次リーグ第2戦で韓国を2-1で下して2連勝とし、決勝進出を決めた。1-0で迎えた四回に日本ハムの万波中正外野手(23)がソロ本塁打を放った。韓国は1勝1敗。第1試合は台湾が延長十回タイブレークの末に6-0でオーストラリアに勝ち、大会初勝利。大会は1回戦総当たりの1次リーグを経て、19日に上位2チームによる決勝と下位2チームによる3位決定戦が実施される。
歓声にのみ込まれた東京ドームで、万波は悠々とダイヤモンドを一周した。2000年世代と切磋琢磨(せっさたくま)し、刻んだ“侍1号アーチ”だ。
「打った瞬間いったなっていうのがあった。侍ジャパンの試合で1本打っておきたいと思っていたので、最高です!」
1-0の四回だった。先頭で打席へ。1ボールから高めの146キロ直球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球は、バックスクリーンに向かって飛距離を伸ばす。ベンチに戻ると、総立ちのナインが「リラックスポーズ」でヒーローを出迎えた。
2000年生まれの同世代が多く集う侍ジャパン。中でも意識するのは、横浜高時代からしのぎを削ってきた東海大相模出身の森下だ。「東海大相模で1年の春から4番を打って、すごいやつがいるなと思っていた」と、10代から競い合ってきた。
そんなライバルに刺激を受け、放った一発だった。「ヒットが出ないし、動かない中で打てるっていうのは本当にすごい選手だと改めて感じた」。16日・台湾戦で森下が値千金の先制ソロ。「負けたくない」とフルスイングで応戦した。
「フル代表に組み込む第一歩だと思ってアジア大会に臨んでいる。まだまだ結果を残していきたい」。国際舞台で放った価値あるアーチ。「負けられないプレッシャーを感じながらのプレーになる」。日の丸の重みを背負い、2連覇に向け走り続ける。





