西武から戦力外通告を受けた斉藤誠人捕手の妻で、女優・楠木杏が３０日、インスタグラムを更新。感謝の思いをつづった。

　楠木は「主人の６年間の現役生活が終わり、そして現役引退となりました」と報告。続けて、ファンへ「まず、育成から支配下になり、どんな状況でも応援してくださったファンの皆さま、本当に、本当に心からありがとうございました。苦しい状況やモチベーションを保つことが難しい時期ももちろんありましたが、それでも腐らず懸命に野球に打ち込む姿をみて、応援してくださる皆さんの大きな声援がまだまだ彼の背中を押してくれているんだろうなとひしひし感じていました」と思いを記した。

　育成から支配下へはい上がり、１軍出場も果たした斉藤。「家に帰ってくるとマンガやゲームが大好きなふざけてばかりいる少年のような年下夫ですが（笑）、キャッチャーマスクを被り、時に感情を露にする彼は心底かっこよく試合を見るたびに惚れ直していました」とし、「夫婦になって２年、妻として彼を支えられたかは正直わかりませんが、彼の野球人生に関わることが出来てとっても幸せでした！」とつづった。

　前向きな性格でひたむきに努力を重ねてきたことも評価され、来季からはファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐として、チームスタッフに就任する。

　楠木は「柔軟な性格とポジティブさ、周りを元気にすることが得意な主人が、来季からは球団スタッフとして埼玉西武ライオンズの優勝への道をサポート出来ることが私もすごく嬉しいです。私のライオンズ愛はこれからも続きます」と感謝の思いとともに締めくくった。

　楠木はテレビ埼玉「ライオンズチャンネル」でアシスタントを務め、２１年１１月に斉藤との結婚を発表。日本テレビ系「ＴＨＥ突破ファイル」、短編映画に出演したことも報告している。