まさか…オリックス山本由伸が初回から3失点の大乱調 今季初1イニング被安打5 今季対ロッテとノーノーなど抜群相性も… CSでも初失点 京セラD悲鳴

 1回、藤岡の打球にジャンプをしながらグラブを出す山本(撮影・堀内翔)
 1回、ポランコに先制の2点適時二塁打を打たれた山本(撮影・堀内翔)
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 「CSパ・ファイナルS・第1戦、オリックス・バファローズ-千葉ロッテマリーンズ」(18日、京セラドーム大阪)

 オリックスの山本由伸投手が初回から3失点を喫した。

 先頭の荻野に投手への強襲安打を打たれると、藤岡には中前打。角中には犠打で送られて、1死二、三塁とするとポランコに先制の2点適時二塁打を浴びた。

 これで止められず、安田には内野安打、岡はバットを折りながらも中前に運ばれた。1死満塁からは山口の併殺崩れの間に1点を献上。初回からスコアボードには重たい「3」が刻まれ、京セラドームには悲鳴が響いた。

 今季のロッテ戦は4試合に先発し、3勝1敗で防御率0・64。計28イニングで13安打2失点と抜群の相性を誇っていた。前回登板の9月9日にはノーヒットノーランを達成。被安打は8月8日以来で、失点は4月29日以来となった。

 さらに山本はこれまでCSでは2戦2勝で防御率0・00。17回を投げて自責点は0だったが、初失点となった。また、1イニングで被安打5は今季初の事態。

 ロッテはCSファーストSを劇的勝利で突破。その勢いに初回から押されている。

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