巨人 12回サヨナラの絶好機逃す ウォーカー、中田翔の代打攻勢も連続三振 阪神と引き分け

 12回、空振り三振に倒れるウォーカー(撮影・金田祐二)
 ベンチで唇を噛む原監督(撮影・吉澤敬太)
 12回、チャンスで空振り三振に倒れる中田翔(撮影・金田祐二)
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 「巨人2-2阪神」(2日、東京ドーム)

 両軍投手陣が踏ん張り、引き分けに終わった。

 阪神は1点ビハインドの四回、1死満塁からミエセスは左足先に死球。本塁で倒れ込むもすぐに起き上がって一塁へ向かい、体を張ったプレーで1点をもぎとった。なおも2死満塁からは、木浪が鋭い当たりを右前に運ぶ適時打。一時勝ち越しとなる2点目を挙げた。

 巨人は初回に来日後初めて1番で起用されたブリンソンが初球をたたいて、右翼へ先頭打者本塁打。逆転された直後の四回には秋広が右翼へ弾丸ライナーの同点ソロをたたき込んだ。

 十二回は岩崎に対し、2四球で1死一、二塁と絶好機。制球に苦しむ左腕に代打・ウォーカー、代打・中田翔を送り込んだが、連続三振に倒れた。あと一本が出ず、本拠地の巨人ファンからため息が漏れた。

 阪神先発の才木はソロ2被弾で5回4安打2失点。一方の巨人先発メンデスは七回途中まで投げ、4安打2失点と力投した。五回以降はリリーフ時が踏ん張った。

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