プロ注目の中央学院・村田次朗、8安打2失点完投も木更津総合に競り負け「ベストピッチングができたけど、もっと練習が必要」

 「春季高校野球千葉大会・準決勝、木更津総合2-1中央学院」(3日、千葉県総合SC野球場)

 プロ注目の中央学院・村田次朗投手(3年)は8回8安打2失点7奪三振で完投したが、勝利にはつながらなかった。

 0-0の三回、味方の失策と四球で1死一、二塁のピンチ。4番を空振り三振に仕留め、2死としたが、続く5番に左越え2点適時打を許し、先制点を献上した。

 八回以外は毎回走者を背負う苦しい投球が続いたが、「点を取られたくなかった。接戦でしたし、絶対に点をあげたくなかったのでしっかり粘れた」と右腕。1-2の七回1死一、二塁では4番打者に自己最速を1キロ更新する144キロ直球を投げ込んで見逃し三振。続く5番も144キロ直球で遊飛に抑えるなど、粘り続けた。

 181センチ、80キロの右腕。中学時代は野手、高校1年から投手を始め、今春から投手に専念した。この冬はウエートトレーニングなどで下半身を鍛え、体重も8キロ増量。その結果、130キロ台だった直球の球速は、冬が明けて10キロ以上アップした。

 強豪相手に接戦を繰り広げ、「今までで一番のベストピッチングができたけど、2点取られた場面が鍵になってしまった。あそこで三振を取っていればああいう展開にはならなかったので、もっと練習が必要だなと思いました」と村田。「球速もまだまだ課題だし、コントロールだったり、変化球の精度を上げて、メンタル面でも攻めたピッチングをできるようにしていきたい」とレベルアップを誓った。

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