城東 2人の女子応援団もアルプスからナインに力 「甲子園で応援ができて誇り」
「選抜高校野球・2回戦、東海大菅生5-2城東」(22日、甲子園球場)
21世紀枠で初出場の城東(徳島)は、初勝利をつかむことはできなかったが、2人の女子応援団がアルプススタンドから声援を送った。
1月27日の選考委員会で甲子園への出場が決まると、3年生の浅野結優さんと松本華奈さんの2人が応援団になることを希望した。この日は、学ラン姿でみんなの応援を指揮。初勝利をつかむことはできなかったが、グラウンドで戦う城東ナインに力を与えた。
浅野さんは「うちの高校が甲子園に出ることができて、めっちゃうれしい。ここ1カ月ぐらい根を詰めて練習してきました。みんなの前に立って応援できてよかった」と笑顔。松本さんも「自分の声を選手に届かせて、やる気を出させたいと思っていました。甲子園で応援ができて、誇りになりますし、光栄です」と、充実感を漂わせた。
グラウンドでは、女子マネジャーの永野悠菜さん(3年)が試合前の守備練習で女子部員として初めて甲子園でノッカーを務めた。