ヤクルト・吉村 阪神・森下と“ドラ1対決”社会人時代に骨折させた苦い思い出も 予告通り内角攻め

 力投する先発の吉村(撮影・中田匡峻)
 ペッパーミルをいじるつば九郎(撮影・金田祐二)
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 「オープン戦、ヤクルト-阪神」(19日、神宮球場)

 ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(東芝)がホーム神宮球場でプロ初登板・初先発を果たした。

 初回、無死二塁で阪神のドラフト1位・森下(中大)とドラ1対決。実は社会人時代に1度対戦済みで、その際は当時大学日本代表の森下にデッドボールを与え、骨折させてしまった苦い思い出がある。

 後日LINEで「すみませんでした」と陳謝したが、勝負は別。「(死球を)当てたからといってもインコースも投げると思います、そこら辺は勝負だと思っているので」と宣言していた。

 前言通り、初球から内角をつく148キロの直球でファウル。2球目もスイングされ、鋭いピッチャー返し。それを吉村が好反応でグラブに収め、飛び出していた二走・近本を挟殺プレー。さらに森下が2塁を狙うも走塁死で併殺を奪った。

 続く渡辺諒に二塁打を許すも、大山をフルカウントから空振り三振に仕留め、阪神の1番から4番までのドラフト1位打線を無失点に抑えた。

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