侍ジャパン 代表30人正式発表、2枠増で投手補充 平均年齢26・3歳のフレッシュな陣容
「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール登録予定選手発表記者会見」(26日、都内)
侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」に向けた代表メンバー30人を正式発表した。
発表を前に、栗山監督は「多くの日本の選手が世界で勝つと、思いを伝えてくれた」と感謝。「答えがあるわけじゃないが、僕とコーチとスタッフで一生懸命考えたメンバー。それぞれの場所で力を発揮してもらいたい」と力を込め、「行きますと言ってくれた選手の中でも、全員を選ぶことができなかった。申し訳ない。全員で戦っていきたい」と決意を語った。
3大会ぶりの世界一奪還に向けて、“史上最強”と称されるメンバーがついに固まった。すでに今月6日、先行で発表したエンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュらに加え、投手陣ではオリックス・宇田川、ヤクルト・高橋奎、中日・高橋宏らが名を連ねた。
登録人数が28人だった前回大会まで投手は13人。栗山監督が「ベースになるのは投手中心に点をあげない野球」と話していたように、結果的に今回、2人増えた登録枠で投手を補充した。
また、内野手では巨人の主砲・岡本和、二塁と遊撃の両方を守れる阪神・中野が夢舞台へ。捕手では打力が売りの巨人・大城もメンバー入りした。
前回、17年大会の経験者は松井、山田、鈴木の3人。最年長はダルビッシュの37歳で、平均年齢26・3歳のフレッシュな顔ぶれとなった。
【WBC日本代表メンバー】☆は先行発表、()内は所属、番号は背番号
◆投手
16大谷翔平☆(エンゼルス)
11ダルビッシュ有☆(パドレス)
12戸郷翔征☆(巨人)
14佐々木朗希☆(ロッテ)
18山本由伸☆(オリックス)
21今永昇太☆(DeNA)
13松井裕樹(楽天)
20栗林良吏(広島)
22湯浅京己(阪神)
15大勢(巨人)
29宮城大弥(オリックス)
26宇田川優希(オリックス)
47高橋奎二(ヤクルト)
28高橋宏斗(中日)
17伊藤大海(日本ハム)
◆捕手
10甲斐拓也☆(ソフトバンク)
27中村悠平(ヤクルト)
24大城卓三(巨人)
◆内野手
2源田壮亮☆(西武)
3牧秀悟☆(DeNA)
55村上宗隆☆(ヤクルト)
1山田哲人(ヤクルト)
33山川穂高(西武)
7中野拓夢(阪神)
25岡本和真(巨人)
◆外野手
8近藤健介☆(ソフトバンク)
51鈴木誠也☆(カブス)
34吉田正尚(レッドソックス)
9周東佑京(ソフトバンク)
23ラーズ・ヌートバー(カージナルス)