ロッテ・吉井監督 佐々木朗希に“WBC調整”指示 侍Cと二足のわらじ「どちらも優勝目指す」

 ロッテの吉井理人監督(57)が10日、さいたま市内のロッテ浦和球場で年明け初の取材に応じ、自身が投手コーチを務めるWBCに向け、日本代表先行メンバーに選出された佐々木朗希投手(21)の調整プランを明かした。

 先発起用が期待される右腕とは「まだ話をしていない」が、吉井監督の中で青写真は描けている。「通常(の開幕)よりも2週間くらい早い。侍ジャパンのキャンプが始まる頃には2、3イニングは投げられるような状態にしてほしい」と調整の見通しを示した。

 侍ジャパンの強化合宿は2月17日から宮崎で行われる。ロッテの監督としても投手コーチとしても、「これから話してどんなふうに調整していくか決めたい」と本人とコミュニケーションをとりながら準備を整えていく。

 今年は二足のわらじを履いて戦う。重要な役割の兼任となるが「やるって決めたので、しっかりどっちもやっていきたい」と意思は固い。「どちらも優勝を目指しています」と2つの頂点を狙う。

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