育英野球部OB会が西武・栗山に記念品 同校出身2人目の名球会入り祝い 新型コロナ影響で1年遅れ

 育英野球部OB会の田中会長(右)から記念品を受け取る西武・栗山
 育英第2グラウンド入り口に西武・栗山の2000安打を祝う横断幕
 育英野球部OB会から記念品を受け取った西武・栗山(子どもの左)は関係者と記念写真
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 育英野球部OB会が9日、通算2000安打を達成、名球会入りした同校OBの西武・栗山巧外野手に記念品を贈った。

 本来なら昨年のOB総会で記念品を授与するはずだったが、新型コロナウイルスの影響で中止となりタイミングを逸していた。今年もOB総会は中止となったが、「第8回NOMO栗山オールスターゲーム」が行われた神戸市のG7スタジアム神戸で育英野球部OB会の田中力会長が記念品を手渡した。

 栗山は一昨年9月4日に2000安打を達成。OB会では育英第2グラウンド入り口に2000安打を祝って横断幕もかかげた。

 1年遅れで記念品を手渡した元プロ野球選手の田中会長は「もっともっと安打を重ねてほしい。ケガに気をつけて1年でも長く子どもたちに夢を与えてほしい」と話した。栗山は「非常にうれしい。光栄に思います。育英のOBとしてプロで活躍したい」と記念品を手に喜んだ。同時に「OBとしては甲子園から遠ざかっているんで」と後輩たちの活躍を期待した。

 育英出身者の名球会入りは、通算317勝を挙げた元近鉄・鈴木啓示氏以来2人目。野手としては初となる。

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