オリックスが痛恨連敗 再三の好機逃し、先発宮城も踏ん張り切れず

 7回、福田(1)が見逃し三振に倒れ、重いムードの吉田正(中央)らオリックスベンチ。78は中嶋監督(撮影・吉澤敬太)
 4回、杉本は空振り三振に倒れる(撮影・山口登)
 5回、山田(1)に先制3ランを打たれた宮城(撮影・吉澤敬太)
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 「日本シリーズ・第3戦、オリックス1-7ヤクルト」(25日、京セラドーム大阪)

 オリックスは完敗し、引き分けを挟んで2連敗。先発の宮城大弥投手(21)が山田に痛恨の先制3ランを浴び、打線も九回に1点を返すのがやっとで、通算成績は2敗1分けとなった。

 四回まで無失点と好投していた宮城が五回に崩れた。連打などで2死一、二塁と攻め込まれ、山田に左越えへ一発を浴びた。5回1/3を6安打3失点。昨年の日本シリーズ第2戦で投手戦を演じたヤクルト先発の高橋にまたも投げ負けた。

 打線は初回1死二塁、四回1死二、三塁、七回2死一、二塁と好機を作ったが、後続が打ち取られて無得点。九回に代打・西野の左前適時打で一矢報いた。6回零封に抑えられた高橋には完封負けを喫した昨年の日本シリーズ第2戦を含めて、15回連続無得点となった。

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