流通経大が3季連続33度目のリーグ優勝 先発・阿部が1失点完投

 3季連続33回目の優勝を決め、谷田竜也(右)と抱き合う流通経大・阿部優太(撮影・伊藤笙子)
 1失点完投勝利で3季連続優勝を決めた流通経大・阿部優太(撮影・伊藤笙子)
 8回、ライトへ適時打を放つ流通経大・萩原義輝(撮影・伊藤笙子)
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 「東京新大学野球、流通経大4-1東京国際大」(16日、大宮公園野球場)

 流通経大が東京国際大を下し、3季連続33度目の優勝を果たした。

 先発の阿部優太投手(3年・前橋育英)が6安打1失点で完投。4-0の九回に1死三塁から中前適時打を許し1点を返されたが、「気持ちを切らさなかった」と東京国際大打線の反撃を振り切った。

 打線は二回に2死二、三塁から7番・小林世直内野手(2年・津田学園)が中前2点適時打を放ち先制。その後はなかなか得点を奪うことができなかったが、2-0の八回1死満塁で4番・萩原義輝捕手(3年・東海大相模)の右前適時打で貴重な追加点を奪った。高野重弘監督は「出られない選手も含めて一丸になれたことが勝てた要因。選手の頑張りにつきる」と選手たちをたたえた。

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