元阪神ドラ1 伊藤隼太が現役引退「体も限界」 20年オフに戦力外、退団後は独立Lでプレー

 阪神の2011年ドラフト1位入団で、今季は四国ILpの愛媛マンダリンパイレーツに所属していた伊藤隼太外野手(33)が現役引退を決意したことが29日、分かった。

 中京大中京高を経て、慶大入り。4年時に主将として2季連続優勝を果たすなど活躍。ルーキーイヤーの12年に開幕スタメン入りを果たすなど存在感を示したが、19年から1軍出場がなく、20年オフに戦力外となった。

 退団後は独立リーグでコーチを兼任しながら現役を続けていたが、昨年10月に右肩を手術。今季は指名打者や代打での出場が続いていた。伊藤は「NPBに戻ることを目標に頑張ってきたので、それを達成できなかったのはやりきれない思いですが、体も限界だった。今はすっきりしています」とコメント。今後については未定となっている。NPB通算成績は365試合出場、642打数154安打、打率・240、10本塁打、59打点。

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