下関国際・坂原監督が涙「かわいい子どもたちが泣いている姿に泣いてしまった」

 拍手の中引き上げる(左から)下関国際・坂原秀尚監督、古賀康誠、山下世虎(撮影・伊藤笙子)
 涙を流しながら甲子園を後にする下関国際・仲井慎(撮影・伊藤笙子)
 試合後、顔を覆い涙を流す下関国際・仲井慎(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・決勝、仙台育英8-1下関国際」(22日、甲子園球場)

 山口県勢として1958年の柳井以来、64年ぶりの頂点に届かなかった下関国際。しかし、準々決勝で春夏連覇を狙った大阪桐蔭(大阪)、準決勝で選抜準優勝の近江(滋賀)を破るなど、甲子園に鮮烈な印象を残した。試合後、坂原秀尚監督(45)が今大会を振り返った。

 -試合を終えての気持ち。

 「昨年の夏、初戦敗退から。秋は地方大会の準々決勝で敗退。よくここまで選手たちが戦ってくれた。本当によく戦ってくれたなという思いです」

 -閉会式では涙が見えた。

 「子どもたちがかわいくて。本当にかわいくて。かわいい子どもたちが泣いている姿に泣いてしまいました」

 -どのような話を。

 「下関に覚悟を持ってきてくれたのが今の3年生。うちに来てくれてありがとう。ここまで連れてきてくれてありがとうと伝えました」

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