仙台育英が初優勝 東北勢13度目にして初の悲願達成 七回に満塁弾、2投手好投

 優勝を決め歓喜する仙台育英ナイン(撮影・高部洋祐)
 7回、左越えに満塁本塁打を放ち、ほえながら生還する仙台育英・岩崎生弥(撮影・吉澤敬太)
 7回、満塁本塁打を放った仙台育英・仙台育英・岩崎を抱きしめる須江航監督(右)=撮影・北村雅宏
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 「全国高校野球選手権・決勝、仙台育英8-1下関国際」(22日、甲子園球場)

 仙台育英(宮城)が投打で圧倒。夏3度目の挑戦で初優勝した。東北勢春夏通算13度目にして、悲願の初制覇となった。

 仙台育英は四回、2番・山田の左二塁打を足場に1死三塁とし、4番・斎藤陽が右前適時打で先制。五回には2死三塁から橋本が中前適時打。その後、盗塁を決め、山田も中前適時打で2点を加えた。2点差とされた七回には5番・岩崎の左越え満塁弾などで5点を挙げ、試合を決めた。

 投げては先発・斎藤蓉が7回100球、3安打1失点と好投。続く高橋が2回を2安打に抑えた。

 下関国際(山口)は六回に右中間三塁打の赤瀬を内野ゴロで返したが、仙台育英の継投の前にわずか5安打。山口県勢64年ぶりの夏優勝はならなかった。

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