ヤクルト・高津監督「何か引っ張るね」つば九郎2000試合お預けに笑顔

 「主催2000試合」は中止となり雨の中で試合開始を待ったスタンドのファンに手を振るつば九郎(撮影・開出牧)
 中止が決定しスタンドの観客に「空中くるりんぱ」を披露するつば九郎(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト(降雨中止)中日」(4日、神宮球場)

 試合開始前から雨脚が強まった神宮。18時30分開始予定と、ギリギリまで粘ったが、最後は雨に泣いた。

 この日は球団マスコット・つば九郎の2000試合出場のメモリアルデーの予定だった。試合開始前から、ベンチで空模様を心配そうに見つめたが、願いは届かず。「主催2000試合出場」は5日の巨人戦以降へ、お預けとなった。

 試合中止が決まると、つば九郎は「雨のバカー」と書かれたタオルを片手にグラウンドへ。雨に打たれながら、雨天の中、待ち続けてくれたファンに深々と頭を下げた。

 雨天中止を受けた高津監督は、「言葉はないね。なんだろう、持っているね、やっぱりつば九郎は。持ってないことを持っているという表現でいいのかな。何か引っ張るね。へへへ」と笑顔。そして「キャラクター的には人気もあるしね、長くチームをみてきた1人ですし、仲間の1人ですし。いい形で2000試合を迎えてくれたらいいなと思います」と、5日以降の巨人戦に前を向いた。

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