オリックス・山本 快投誓った 後半戦初先発「勢い持って来られる投球を」
オリックスの山本由伸投手(23)が1日、後半戦初先発となる2日の西武戦(ベルーナ)での快投を誓った。「まずは目の前の相手に一球一球全力で投げていきたい」。逆転での連覇へ、エースが大事なカードの先陣を任された。
チームは今季2度目の5連勝中。現在3位で、首位・西武には1ゲーム差に迫っている。5月13日には首位まで最大11・5ゲーム差まで開いていたが、ここまで巻き返した。
山本は今季の西武戦で、17イニング連続無失点。6月18日にはノーヒットノーランも達成した。「悪いイメージはないですね。打“線”としてつながせないように、一人一人抑えていく意識で投げていきたい」と静かな闘志をのぞかせた。
3連戦2戦目は宮城、3戦目は中5日で山崎福の先発が濃厚だ。「勢いを持って来られるような投球ができれば」と山本。2位・ソフトバンクの結果次第だが、早ければ3日にも首位浮上となる中、勢いを付ける。