ヤクルト・村上が佐々木朗&由伸から圧巻“マルチ安打” 対戦熱望した2人から快音

 1回、中前打を放つヤクルト・村上
オールスター第2戦の1回、全セ・村上宗隆に中前打を浴びる全パ先発の佐々木朗希=27日、松山市の松山中央公園野球場
3回、ヤクルト・村上はオリックス・山本から右前打を放つ
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 「マイナビオールスターゲーム2022・第2戦、全セ-全パ」(27日、坊っちゃんスタジアム)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が、対戦したがっていた全パの好投手二人から“マルチ安打”だ。

 まずは初回。今球宴で最も注目されたロッテ・佐々木朗がマウンドへ。村上が1死一、二塁で打席に入り、若き剛腕と、若き主砲の対決にスタンドも固唾をのんで見つめた。

 まずは158キロを見逃しボール、続く159キロをファールにすると、3球目の160キロの直球だった。打球は鮮やかに中前に運ばれ、満塁の好機を演出した。

 さらに三回だ。この日の第2打席では、オリックスの山本と対戦。148キロの速球を右前へ。パ・リーグを代表するロッテ・佐々木朗とオリックス・山本からそれぞれ快音を響かせた。

 村上はオリックスの山本がオールスター選出前から、右腕との対戦を熱望していた。山本に対しては「オリンピックも戦ってますし、日本シリーズも2回やって、なかなか打てなかったので、オールスターで真剣勝負して、楽しみながらやろうかなと思いました」と意気込んでおり、今季の交流戦で対戦のなかった佐々木朗に対しては「去年とはまた違う球を投げていると思いますし、そこは楽しみというか僕も負けないようにバットを振りたい」と話していた。

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