ヤクルトが大勝で3連敗阻止 M50に 今季10度目二桁得点、うち4度が巨人 石川が5勝目
「巨人3-11ヤクルト」(7日、東京ドーム)
高津ヤクルトの投打ががっちりかみ合い、今季10度目の2桁得点で連敗は「2」でストップ。4連敗した3月29日~4月1日以来となる3カ月以上ぶりの3連敗の危機から逃れた。昨夜のサヨナラ負けを乗り越えて、この日の大勝でマジックは「50」になった。
打線が大爆発だ。初回から巨人の先発・シューメーカーを攻め立て、打者一巡の猛攻で5得点を挙げた。相手先発を2回1/3でKOすると、四回には塩見が12号ソロ。六回には山崎が右前打を放ち、先発野手全員安打となった。
さらに七回には内山壮が死球で出塁すると、長岡がフェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。ここで守備から途中出場していた丸山和が左中間フェンス直撃の二塁打で加点するなど、ヤングスワローズも大暴れ。二桁の16安打11得点と打線大爆発の一役を担った。巨人相手の2桁得点はこれで4度目。
投げては、今季初の中6日となった石川が大量援護にも恵まれ、5回3失点の粘投。本塁打2本に泣いたが、味方の援護をきっちりと守り切り、頼れるリリーフ陣にバトンを渡した。
これで石川は今季5勝目。目指す200勝に向けて歩みを進める、通算182勝目となった。