楽天打線爆発 今季最多21安打で大勝 石井監督「台風くるんじゃないですか」

 5回、西川が右中間に三塁打を放つ
 今季最多の21安打で連敗を3で止め、タッチを交わす西川(中央)ら楽天ナイン
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 「ロッテ1-14楽天」(3日、ZOZOマリンスタジアム)

 ここ最近の鬱憤(うっぷん)を晴らす大爆発だった。楽天は先発全員安打を含む、今季最多21安打を放ち、最多タイとなる14得点で大勝。チームの連敗は「3」で止まり、石井監督は「台風くらい来るんじゃないですか」と驚いた様子で振り返った。

 序盤から打線がつながり、2点リードの五回には、打者一巡の猛攻で一挙5得点。試合の主導権を握った。「消極的にならずに、手数を出せたのが良かった」と指揮官もうなずいた。

 中でも存在感を放ったのは1番・西川。イニングの先頭で2本の長打を放ち、打線に勢いを与えた。「今日はバットで貢献してくれた」。不振でスタメン落ちも経験したリードオフマンが復調すれば、得点力は格段に上がっていく。

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