楽天・田中将、まさか4被弾7失点KO 自身初5連敗「話にならない」

 「ソフトバンク9-4楽天」(17日、ペイペイドーム)

 一発攻勢の前に沈んだ。楽天・田中将は、NPB自己ワーストの4被弾を含む12安打を浴び、5回7失点。自身初の5連敗を喫した。

 「見ての通りです。投げるボールも高かったし、甘かったので。ホームラン打たれすぎだし、話にならないですね」。

 悔しそうに言葉を並べた右腕は、立ち上がりから苦しんだ。初回、2死から柳田に変化球をうまくさばかれ、右翼テラス席への先制ソロを被弾。出ばなをくじかれた。

 味方の援護もあり、2点リードとなった三回には1死一、二塁から牧原大に甘く入ったスライダーを完璧に捉えられ、右中間に逆転の3ランを浴びた。さらに続くグラシアルにも右翼席に運ばれ一挙4失点。試合の流れを渡してしまった。

 石井監督は「本来試合の中でイニング、球数を重ねるごとに微調整はできていた」と高い修正能力に期待したが、「今日はどうにもいかなかったのかな」と振り返った。

 結局その後も立て直すことができず。五回にもグラシアルに2打席連続弾を浴びるなど失点を重ね、今季最短5回でKOとなった。

 いきなりの首位攻防戦となったレギュラーシーズン再開初戦。大黒柱の投球でチームに勢いを与えたかったが、厳しい結果となった。

 ◆楽天・田中将の4被弾&7失点 田中将の4被弾はNPBワースト。メジャー時代は2016、17年にそれぞれ4被弾している。7失点も自己ワーストタイで、11年8月7日・日本ハム戦(Kスタ宮城)以来、6度目。

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