近畿大会決勝、五回を終えて智弁和歌山が1点差で大阪桐蔭をリード

 1回、山口(左奥)に本塁打を放たれる大阪桐蔭・前田(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する吉川(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する前田(撮影・石井剣太郎)
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 「春季高校野球近畿大会・決勝、智弁和歌山-大阪桐蔭」(29日、紀三井寺公園野球場)

 昨夏の甲子園王者・智弁和歌山-今春センバツ王者・大阪桐蔭の一戦は、智弁和歌山が1点リードで五回を終えた。

 初回、智弁和歌山の山口滉起外野手(3年)が初回先頭打者本塁打で先制した。プロ注目左腕・前田悠伍投手(2年)の3球目を強振し、左翼へ運んだ。その後も2安打と四球で2死満塁の好機を作ると、遊撃手の失策で2点を追加し、3点を先取した。

 一方、大阪桐蔭がすぐさま1点を返した。初回、1死二塁のチャンスで3番・松尾汐恩捕手(3年)が左中間へ適時二塁打を放ち、2点差に。三回には、1死二、三塁から内野ゴロの間に走者が生還して1点差に詰め寄った。

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