「日本ハム－楽天」（５日、札幌ドーム）

　日本ハム・清宮がプロ入り初の２打席連続本塁打を放った。逆転された直後の四回、先頭打者として打席に立ち、楽天先発・岸の内角直球を右翼ポール際に運ぶ４号ソロを放った。

　１試合２発もプロでは初。「取られた後、ゼロだけは嫌だったので、何とか打てて良かったです。この後も子どもたちに喜んでもらえるようなプレーをしたいです」とコメントした。

　清宮は二回にも先頭で打席を迎え、真ん中低めの１４３キロの直球を泳ぎ気味になりながら捉えて、右中間への３号ソロ。「先制した後に１点返されてしまっていたので、もう一度点をとって流れを持ってこようという思いでした」とコメントしていた。

　清宮に対しては新庄ビッグボス、稲葉ＧＭがつきっきりで指導する姿がたびたび見られた。新庄ビッグボスは４月末には「開幕したときの清宮君の“間”はないよね。ゆったり感と言うか、早めにタイミングをとって」と話していた。