ヤクルト・石川 史上3人目の新人年から21年連続勝利へ6回無失点の粘投

 力投する石川(撮影・金田祐二)
 3回、先制ソロを放った青木を笑顔で迎える石川(中央)=撮影・飯室逸平
 4回、右越えに先制ソロを放ち、スタンドの拍手に応える青木
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 「ヤクルト-阪神」(23日、神宮球場)

 ヤクルトの石川雅規投手(42)が、今季初勝利を目指して6回3安打無失点の粘投。先発の役割を全うし、マウンドを降りた。

 最大の山場は立ち上がりだった。1死から連打でピンチを招くと、大山の打席ではダブルスチールを決められた。その後、大山には四球を許し、1死満塁とした。

 それでも、22日に3ランを放っているロハスを捕邪飛に打ち取り、続く小野寺を内角低めいっぱいの直球で見逃し三振に斬って取った。難所を無失点で切り抜けると、二回からはらしさが全開。太田、長岡らバックも堅守でもり立て、二回から六回まではわずか1安打に抑え込んだ。

 石川は勝ち投手の権利を持って降板。今季初勝利となれば、史上3人目のルーキーイヤーから21年連続勝利となる。

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