77歳の大垣日大・阪口慶三監督 センバツ最高齢勝利監督、孫の高橋慎が先制V打

 試合中、選手にアドバイスを送る大垣日大・阪口監督(右)=撮影・伊藤笙子
ナインに指示を出す大垣日大・阪口慶三監督(左から2人目)=甲子園(撮影・伊藤笙子)
 2回、ライトへ適時打を放つ大垣日大・高橋(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、大垣日大6-1只見」(22日、甲子園球場)

 東海地区代表の大垣日大が、安定した試合運びで2回戦に進出した。春夏通じ甲子園初出場の只見(福島)に対し、先発の五島幹士投手が2安打1失点、毎回の18奪三振で完投した。

 阪口慶三監督(77)は通算39勝目。監督として、甲子園では史上初の昭和、平成、令和3元号勝利となり、センバツでは明徳義塾(高知)を率いた松田昇氏の76歳を抜き、史上最高齢の勝利監督となった。

 試合は二回、大垣日大が2死から2点を先制。阪口監督の孫でもある高橋慎内野手が、2死二塁から二塁強襲の右前適時打を放った。四回に1点を返されたが、五回、七回、九回と効果的に得点を重ねた。投げては先発の五島が18奪三振と快投。只見打線を寄せ付けなかった。

 東海地区からは東海大会を制した日大三島(静岡)と準決勝で敗れた大垣日大(岐阜)が出場切符を手にし、決勝で敗れた聖隷クリストファー(静岡)の落選が物議を醸した。

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