ヤクルト オープン戦6連敗 2年目・内山壮が初弾も遠い白星
「オープン戦、楽天3-1ヤクルト」(9日、草薙総合運動場野球場)
次代の正捕手候補が開幕1軍入りへアピールした。高卒2年目のヤクルト・内山壮真捕手が1点を追う六回2死から代打で左中間へオープン戦初本塁打。「感触はよかった。しっかり準備をして(打席に)入りました」と声を弾ませた。
キャンプ中の対外試合5試合で打率・467。高津監督からキャンプMVPに選出されたが、その後は8打数1安打だった。試合前に指揮官から「小さくならず、どんどん思い切り振りなさい」と背中を押され、本来の打撃力を披露。1軍戦でのプロ初本塁打は、チームのオープン戦1号。チーム30イニングぶりの得点にもなった。
しかし、チームは競り負けてオープン戦は、引き分けを挟んで6連敗で最下位。昨季のセ・リーグ王者が苦しんでいる。



