京大硬式野球部が始動 元ソフトバンクの近田新監督「トップを取らないと楽しくない」

 京大硬式野球部が8日、京都市内の吉田グラウンドで始動。昨年11月に新監督となった元ソフトバンクの近田怜王氏(31)は、就任後初めて選手を指導した。

 ノックや打撃投手を務めるなど初日から精力的に動き回った近田監督。「勝負ごとなのでトップを取らないと楽しくない。そのために野球を選んで、学業だけでなくてやっていると思う。僕ら元プロ野球選手が勝つための方法などを伝えるために来ていると思うので、僕が監督になったときには優勝をしっかり取りにいくよということはしっかり伝えている」とリーグ優勝を目標に掲げた。

 近田監督は報徳学園で春夏通算3度の甲子園に出場。08年度ドラフト3位でソフトバンクに入団し、12年に退団。14年に学生野球資格を回復し、17年から京大野球部で臨時コーチ、20年から助監督を務めていた。

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