アマ野球分科会賞に慶大 特別賞に帝京・前田名誉監督&東京ガス

秋季リーグ優勝を決め、ナインに胴上げされる慶大・堀井哲也監督=21年10月
ナインに指示を出す帝京・前田三夫監督(右)=21年7月
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 東京運動記者クラブのアマチュア野球分科会は24日、21年の分科会賞に東京六大学野球リーグの慶大を、同特別賞に帝京・前田三夫名誉監督と社会人野球の東京ガスをそれぞれ選出したことを発表した。

 慶大はリーグ戦の春秋連覇に加え、全日本大学野球選手権の優勝や明治神宮大会の準優勝と年間通して大学球界を引っ張った。「1年間の選手の頑張りがこういう形で報われたということで、非常にうれしく思います」と堀井哲也監督。「今後いただいた賞に恥じない野球を」と目前で逃した“大学4冠”へ向けてすでに新チームがスタートしている。

 帝京・前田三夫名誉監督は指導者生活50年目となる今夏限りで第一線を退くことを決断した。甲子園では春14度の出場で優勝1回、夏22度の出場で優勝2回。歴代5位タイとなる51勝といった多大な功績が称えられた。東京ガスは創部94年にして都市対抗野球の初優勝。名門がついに黒獅子旗をつかんだ点が評価された。

 各賞の受賞のコメントは以下の通り。

 ◆慶大・堀井監督

 「非常に栄誉ある賞をいただきまして。この受賞を励みにもするし、ステップにもして。また、伝統を積み重ねていこうと」

 ◆帝京・前田三夫名誉監督

 「本当にありがたく思っています。(発展のために)何かあれば、いま名誉監督ということで学校に所属しておりますから。そういう中でできることがあればやっていきたいなと思っています」

 ◆東京ガス・山口太輔監督

 「名誉です。大変光栄です。(創部)94年にして(都市対抗)初優勝ということで。苦しい戦いの方がおおかったんですけど、初優勝、黒獅子旗を取ることができて選手もスタッフもそうですが、勝って(応援してくださった)皆さんが喜んでいる姿を見られてうれしく思います」

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