楽天・炭谷 37%減の9500万で更改「優勝できなかった悔しさは当然ある」
楽天の炭谷銀仁朗捕手(34)が22日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、巨人時代の1億5000万円から5500万減となる来季年俸9500万円でサインした。(金額は推定)
今年7月にトレードで巨人から加入。楽天では51試合に出場し、3本塁打8打点、打率・219の成績を残した。後半戦は岸、田中将、滝中とバッテリーを組み、女房役としてチームを引っ張った。
この日は休憩も入れると2時間弱の交渉を行い「(楽天に)来てまだ半年も経ってないですし、球団の方といろんなお話をして、より楽天っていうチームを分かりたかった」と説明。「長かったのは昼寝してました。すみません、お待たせして」と冗談を飛ばし、巨人時代の前回更改からは37%減となるが、納得して判を押した。
チームの成績や自身の結果については「自分の中では納得していないし、いい位置にチームがいて、優勝できなかった悔しさは当然あります」と炭谷。来季で35歳になり、ベテランの域に差し掛かっているが「FAでジャイアンツにいったときに、後藤コーチから「現状維持は退化だぞ」って言葉をかけてもらった。そのときに自分が年齢を重ねていく中で気づかされた部分があった。年関係なく、常にレベルアップって気持ちでやりたい」と決意を込めた。





