慶大・清原ジュニア、西武時代の父と同じ背番号3でプレー「思い入れの深い番号」

 2点先制適時打を放った慶大・清原
 三回2死満塁から左前へ先制2点適時打を放つ慶大・清原
 試合前に調整する慶大・清原
3枚

 「オータムフレッシュリーグ、中京大5-4慶大」(19日、草薙総合運動場野球場)

 西武や巨人などで活躍した清原和博氏の長男で、慶大・正吾内野手(1年・慶応)は5打数1安打2打点をマークした。「4番・一塁」で先発出場し、三回2死満塁から先制となる2点左前適時打。一塁上で大きくガッツポーズした。

 春秋の東京六大学フレッシュトーナメントでの背番号「25」から今大会は「3」となった。父が西武時代に背負ったナンバーだ。「おやじの背中を見てきた部分もある。思い入れの深い番号。(背番号)3番を付けて4番に座らせてくれたことに感謝して試合に臨みました」と粋に感じながらプレーした。

 「ワクワクします」という好機で快音を響かせたのも大きい。捉えたのは110キロ台のカーブ。課題として取り組んできた緩急への対応でうまく反応し、「結果として出て内心ホッとしている」と胸をなで下ろした。チームは20日以降も3試合を予定。野球から離れた6年間のブランクを埋めるべく、実戦機会をこなしていく。

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