田中将大 斎藤佑樹の引退に「ファンの方々の前で投げ合えたことは、とても良い思い出」

 楽天の田中将大投手が1日、日本ハムの斎藤佑樹投手の現役引退に際してコメントを寄せた。

 「甲子園の決勝、そしてプロの世界でも、たくさんのファンの方々の前で投げ合えたことは、とても良い思い出です。11年間の現役生活大変お疲れさまでした」

 田中将と斎藤は2006年の夏の甲子園決勝で投げ合い、引き分け再試合を含む激闘を繰り広げた。

 高校卒業後、田中将は楽天に入団。2013年の球団史上初のリーグ優勝と日本一に大きく貢献し、14年からはメジャーリーグに挑戦。21年から楽天に復帰した。斎藤は早大に進学し、日本ハムにドラフト1位で入団。1年目には6勝を挙げたが、ケガなどの影響もあり、これが自身のキャリアハイになってしまった。

 プロの世界では田中将が日米通算181勝87敗、防御率2・94。斎藤は通算15勝26敗、防御率4・34の成績を残している。

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