ロッテ、開幕の悪夢再び…九回に益田投入も痛恨の逆転負け
「ロッテ2-3ソフトバンク」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
開幕カードの悪夢がZOZOマリンで繰り返された。ロッテは九回、益田が甲斐に勝ち越し打を浴びると勝利を信じていたマリーンズファンからため息が漏れた。守護神が鷹打線に4連打を浴び逆転負け。3位転落の敗戦に井口監督は「自分の仕事ができていない」と厳しい表情で振り返った。
1点リードから七回はハーマン、八回は唐川が無失点。ここまではゲームプラン通りだった。九回は満を持して益田を投入。ところが、苦手の鷹打線につかまる。1死後、デスパイネに中前打を浴びると中村晃に適時二塁打を浴びて逃げ切りに失敗すると、指揮官はベンチで腕組み。さらに1死二、三塁から甲斐に決勝の中前適時打を許した。
敵地での開幕3連敗を喫した2、3戦目の敗戦投手は益田。これで対ソフトバンク3戦連続敗戦投手で対戦防御率は18・00。これまでは信頼を口にしてきた井口監督だが「同じやられ方をしている。何か策を練らないと」と配置転換の可能性を示唆した。