オリックス、本拠地開幕戦7連敗 課題は“声”の連係 中嶋監督「ミスみたいなもん」

 2回、デスパイネの邪飛を頓宮が捕れず
 5回、松田の中前打を後逸する佐野皓
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 「オリックス1-3ソフトバンク」(30日、京セラドーム大阪)

 オリックスの先発・田嶋は6回2失点と好投も敗戦投手となった。痛かったのは二回の守り。1死一、三塁から栗原の浅い左邪飛でタッチアップを許し犠飛とされてしまった。さらに一走の二進も許した。

 このとき、左翼・吉田正から中継の三塁・紅林に転送されたが、紅林は誰も居ない三塁ベースにタッチ。その間に生還を許した。

 中嶋聡監督は「連係というところなのか、いろんなところですよね。どっちもミスみたいなもんですから。そこに関しては。なんでかなあと。ちょっと聞いてないんで中途半端であれですけど」と首をかしげるしかなかった。

 走者がタッチアップを試みているという声の連係があれば、果たして生還を許していたのかどうか。

 そして2番手で1点ビハインドの七回から投入したヒギンス。調整遅れからこの日、1軍に昇格したばかりだった。1死から甲斐に一発を浴びた。

 「あの場面でのあの失投だけはちょっとキツイですね。キツかったですね。まあ、実戦登板があまりうまく組めてなかったのもある。急仕上げっていうわけじゃないんですけど、球速的にも別にあれなんですけど。やってもらわないと困るんで。待ちますね」

 同じくこの試合から守りの要、安達も1軍復帰。

 「うちの守りの柱であるわけですから帰って来てくれて良かった」

 本拠地開幕はこれで2014年の勝利を最後に7連敗となった。

 「明日勝ったからって借金2つ減るわけじゃないんでコツコツいきます」

 1勝3敗の借金2となった。

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