オリックス・ヒギンス OP戦初登板1回2失点 隔離期間経て「ここから上げたい」
「オープン戦、オリックス7-6ヤクルト」(10日、京セラドーム大阪)
オリックスのタイラー・ヒギンス投手が六回からオープン戦初登板。
代打・太田の一ゴロ失策でリズムを崩し、村上に2ランを浴びた。その後は立ち直り後続を斬り1回1安打2失点(自責点1)。
「去年の11月以来の登板だったので打者との感覚をつかむというところだけを意識して投げた。隔離の期間があって自分の体が思うように動かせる中で課題となっているのはコントロール。もう少し精度を上げていかないといけない」
ヒギンスは1月中旬に来日2週間の隔離措置のあと、キャンプインはジョーンズとともに舞洲のC組に合流。2月9日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性となり再び隔離となっていた。
隔離期間中には自宅でトレーニングしている姿を自身のインスタグラムで公開。自室の壁に向かって全力投球する姿が話題となった。
「室内でできる限りのことということでウエートトレーニングをしたり、ボールを投げたいと思ったからマットレスとかマッサージテーブルをいろいろ配置しながら室内で投げていました」
オープン戦初登板を振り返り「とても良かったと思いますし、まだここから上げていきたいなと思います」と笑顔で話していた。