オリックス本田、4回7失点デビュー 中島監督代行「課題は明確」「来年飛躍を」

日本ハム戦にプロ初登板し、4回7失点で負け投手となったオリックス・本田=札幌ドーム
日本ハム戦にプロ初登板し、4回7失点で負け投手となったオリックス・本田=札幌ドーム
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 「日本ハム7-1オリックス」(1日、札幌ドーム)

 オリックスは3年目・本田仁海投手がプロ初登板初先発。初回無死一塁から中島の遊ゴロを名手・安達が二塁へ悪送球。さらに近藤の四球で満塁とし、中田の遊ゴロ併殺打の間に先制点を許した。三回も2死から西野の失策をきっかけに3失点するなど4回7失点(自責点3)となった。

 中嶋聡監督代行は守備の乱れについて「まあ、誰もエラーしたくてしてるわけではないので。盛り立てようと思って、いっぱいいっぱいのところでいいプレーをしようとして、結果的にエラーとついてしまった。本田が初めて投げているところを、本当にどうにかしてやろうという、空回りではないですけど、気負いというか、そういうのが出たのかなと思います」とギリギリのプレーとあって守備陣を責めることはなかった。

 本田は2軍監督時代から見てきた投手。「本田も打たれはしました、点も取られましたけど、この今のマイナスを必ず何倍もプラスにしてくれるピッチャーですので、これを忘れずに来年飛躍してほしい1人で。中心になれることを頭の中において、成長していってほしい。足りないところも多分、いっぱいあると思う。課題は明確になったと思うので、そこを今までも頑張ってやってきたんですけど、その取り組みを何段階も上げられるように。非常にいい課題を見つけたと思います。ここから来年にかけて、自分をどうアピールして、どうやって1軍で投げていくか。その準備がわかりやすくなったのかなと思います」と初登板の意味を口にした。

 MAX151キロの直球についても「まだもうちょっといけると思います。初回でも緊張して何をしてるかわかんないくらいだったので。力は抜けてきたんですけど、でもやっぱり初めてのマウンド、初めての傾斜とか、そういうのをいろいろ考えた時に慣れてるところじゃないところで崩して、自分のタイミングとは違う感じがしましたね。(2軍で)ずっと見てきた、そのタイミングとはずれてましたけど、その中では頑張ってたかなと。明確に、自分はまだまだ足りないと分かったので、より一層頑張ってくれると思います」と経験を糧に成長してくれることを期待した。

 中嶋監督代行は就任から62試合で26勝33敗3分けとなった。

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