近大が47回目の優勝 ドラ1候補佐藤を中心に3季ぶり

立命ー同大戦を観戦し優勝の瞬間を見届けた近大・田中監督
7回2/3を2失点の力投を見せた立命大・有村
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 「関西学生野球、同大2ー1立命大」(24日、甲子園球場)

 立命大が接戦で敗れて3敗目を喫したため、すでに全日程を消化して8勝2敗で首位の近大が、18年秋以来、3季ぶり47度目の優勝を決めた。

 近大はこの日の練習が休日ということもあり、田中秀昌監督が甲子園に視察。同大の逆転勝利を見届けて優勝が決まると、笑顔を見せた。

 「4年生を中心に優勝できたのは良かったです。待って優勝というのは初めてですけど、うれしいのはうれしいですね」

 開幕戦は黒星発進となったものの、打線では今秋ドラフト1位候補の佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)が中心となり、投手陣も一丸となって粘り強く戦い抜いたからこその結果となった。「佐藤がここで1本欲しいなというところで(打って)ね、そこは成長したところかなと思います」。佐藤はリーグ新記録の通算14本塁打を記録するなど、今秋3本塁打でチームをけん引した。

 神宮大会が中止となった中、次は11月6日開幕の関西地区大学野球選手権となる。田中監督は「勝ったら素直に、ホッとしますね。選手たちには『目標としては日本一奪回から次は関西ナンバーワンに切り替えて』と言ってきましたので。まずは第一段階のリーグ優勝ができたのは大きいですね」と喜んでいた。

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