オリックス・山崎福7回1失点で3勝目 中嶋チルドレンが期待に応えた!
「オリックス6-3西武」(19日、京セラドーム大阪)
リフレッシュ効果は抜群だった。5日・楽天戦以来の先発となったオリックス・山崎福が7回1失点の好投で自己最多タイの3勝目を挙げた。
MAX145キロの速球に100キロ台のスローカーブ、そしてチェンジアップと緩急自在の投球で西武打線に的を絞らせなかった。
「いいときは緩急が使える、それがきょうは、はまったのかな」
プロ6年目で初のローテ入り。登板を重ねるごとに知らず知らずのうちに疲れをためていた。ここ3試合はMAXも140キロ前後。首脳陣の配慮で登録抹消し、リフレッシュに務めた効果が出た。
「一番最初に気になったのがサチ」
中嶋監督代行は話す。28歳の左腕だが、実は中嶋チルドレン第1号でもある。一昨年秋、2軍監督に就任すると付きっきりで山崎福のフォーム修正に取り組んだ。その成果が結果となって表れた。
山崎福は「残りのシーズンで(勝利を)1個でも増やせるようにがんばります」と言った。頼もしいチルドレンの快投で7月以来の2カード連続勝ち越しとなった。