オリックス山岡は6回8安打2失点 357日ぶり白星の権利持ち降板

 「オリックス-西武」(18日、京セラドーム大阪)

 オリックス先発の山岡泰輔投手は6回8安打2失点。チームのリードを守った状況での交代で、今季初勝利の権利を得てマウンドを降りた。

 初回は制球が高めに浮く場面もあり、1死一、二塁のピンチを迎えたが、4番・栗山を二ゴロ併殺に打ち取り難を逃れた。味方打線が5点を先制してくれた直後の三回に金子に2ランを被弾。3者凡退に抑えたのは二回だけで、走者を背負う投球も目立ったが、要所を締める107球で6三振を奪った。

 昨季、最高勝率のタイトルを獲得した右腕。それでも今季は、この日の登板前まで5試合で3敗、防御率3・09。6月27日に「左内腹斜筋の筋損傷」で出場選手登録を抹消され、8月27日のソフトバンク戦で1軍復帰を果たした。

 だが、復帰後3試合で先発したが勝ち星はつかず。この日で勝利投手となれば、2019年9月27日・日本ハム戦以来、357日ぶりの白星となる。

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