ロッテの沢村“火消し”に充実、中村稔に「勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」

8回、背番号「57」のユニホーム姿で登板し躍動するロッテ・沢村拓一=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
8回、オリックス・西村を打ち取り雄叫びをあげるロッテ・沢村=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
8回、背番号「57」のユニホームを身にまとい登板したロッテ・沢村(中央)=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-0オリックス」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 巨人からロッテにトレードで移籍した沢村が、八回、移籍後2試合目の登板をした。背番号57をつけての初登板は無死二塁のピンチを見事に“火消し”して、完封リレーに貢献。快投の中村稔にも、しっかりと2勝目をつけた。

 無安打投球が途切れた直後、八回無死二塁から、という難しい局面から代打の西野を空振り三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取り、流れを相手に渡さなかった。

 試合後は「トシヤ(中村稔)が凄いピッチングをしていたので勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」と広報を通じコメント。「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい。自分は行けといわれたら行ける準備をしていた。マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけです」と思いを込めた。

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