巨人からロッテにトレードで移籍した沢村拓一投手（３２）が８日、オンラインで入団会見した。白いワイシャツ姿で現れた沢村は、時折笑みを見せながら、新天地にかける思いを語った。背番号は「５７」。以下は沢村との一問一答。

　－今の気持ちは

　「やるしかないなという感じです。力になりたいという気持ちですね。やるだけだという感じです」

　－井口監督とはどんな話を

　「『若手の手本になって欲しい』というあったかい言葉もいただきましたし、チームの戦力になるために加入させて頂いたと思っている。力になれるようにしたい」

　－ロッテの印象は

　「ファンが熱いです（笑）。美馬さんという大学でお世話になった先輩もいらっしゃいますし、顔を知っている選手も何人もいる。１日も早く覚えて、学んでいけたらと思います」

　－美馬選手とは連絡をしましたか

　「ごあいさつだけです。まだ。今日直接会うこれからお会いして美馬さんも含めて、ごあいさつさせていただきたい」

　－ＺＯＺＯマリンスタジアムは風も強い。印象は

　「正直、器用な方じゃない。風を計算するのもあるんですが、真っ向勝負したい。地に足着けて投げたいと思います」

　－若手にどんなところを見せたいか

　「ボクが見せたいと言うより、ボクも日々勉強だと思っているのでボクに足りない物を若手が持っていたら吸収したい。ボクがチームのため、まだまだ野球が上手くなりたいと思ってここに来ているので」

　－目標は

　「優勝です。まだユニホーム着て投げているわけじゃないので大きいことは言えないですが、いいチームに呼んでいただけたと思っているので期待に恥じないように頑張ります」

　－トレードはネガティブな捉え方をされることもあるが。午前中はジャイアンツ球場で「後ろ向きなことはない」と話していました

　「求められるってうれしいことなので。午前中、後ろ向きなことは一切無いと言いましたが、求められているところで戦力になりたいという気持ちですね」

　－コンディションは、すぐにでも１軍で？

　「体も問題ないですし、与えられたポジションで投げようという気持ちですね」

　－パ・リーグの印象は

　「セ・リーグよりもパワーピッチャーが多いというの、そのストレートを打ち返すバッターが多いというイメージです」

　－対戦が楽しみな選手は

　「まず飛び込みたいです」