巨人原監督の奇策「勇気はいりましたが有言実行」ボーア打席途中での継投は予定通り

7回、打者・ボーアの時に原監督は途中で大竹を交代させる(撮影・山口登)
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 「阪神2-3巨人」7日、甲子園球場)

 巨人が逃げ切り、2連勝。40勝一番乗りで貯金18、2位DeNAとのゲーム差を8とした。

 原監督が勝負手を繰り出し、猛虎の追い上げを振り切った。上位打線と当たった3点リードの七回は「勝負イニングだと思った」と、高梨に続き大竹を投入。そして2死一、三塁カウント1-2からボーアの打席途中で、大竹から大江にスイッチした。

 直前、特大ファウルを打たれていたが「大竹をそのままというのももちろんあったんですけど、確率のいい継投をしようと。カウント2ストライクあるいは2ストライク1ボールであるならば、大江をいかせようと言っていたものですから、私も勇気はいりましたけれど、宮本コーチと言っていた有言実行したというところですね」と説明した。

 打席途中で継投する奇策。結果的には大江は2球ボールでフルカウントにした後、三塁強襲の適時内野安打を打たれた。ただ、続く梅野は三振に仕留め、1点にとどめた。

 指揮官は「あそこはやはりアウトカウントはひとつ取らないといけないというように教育していますから、そういう意味ではあそこを代えるという選択肢はありませんでした」と、振り返った。

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