ヤクルト今季3度目の零敗 山田哲&青木欠く打線沈黙 高津監督は先発投手に苦言

貧打に厳しい表情の高津監督(撮影・金田祐二)
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 「DeNA6-0ヤクルト」(23日、横浜スタジアム)

 ヤクルトは打線が沈黙し、今季3度目の完封負け。DeNA・大貫に7回1安打の快投を許し、ビジター15連戦を勝利で締めくくることはできなかった。

 高津監督が反省を促したのは、先発陣だった。DeNA3連戦は勝敗関係なく、初回だけで8失点(原3失点、イノーア2失点、高橋3失点)。高橋は二回以降立ち直ったが、「早い回に失点してしまうとゲームは運びづらくなる」と指摘。続けて「この3連戦は立ち上がりの大量失点が目立った。高橋だけではなく、先発陣の立ち上がりは反省」と苦言を呈した。

 打線は大貫に対して七回に西浦が右前打を放つのみ。ノーヒットノーランこそ阻止したが、最後まで打ち崩す糸口を見つけられなかった。それでもビジター15連戦は7勝4敗3分けで勝ち越し(1試合は雨天中止)。24日からはヤクルトファンの待つ神宮へと戻る。

 高津監督は「(欠場した青木と山田哲は)明日から元気で出るために休みにしました」とし、「神宮でのお客さんを入れた試合は初めてになるので、楽しんでもらいたい」と誓った。首位・巨人との直接対決となる。先発はドラフト2位・吉田大喜(日体大)を送り出す。ベストメンバーで、まずは目の前の一勝を勝ち取りに行く。

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