オリックス【きょうは何の日】1985年、佐藤義則11連勝、2位ターン

 「南海1-6阪急」(1985年7月18日、平和台球場)

 阪急は同点に追いつかれた五回に福本豊が右前打のあと二盗。岩本好広が四球の一、二塁から蓑田浩二の遊撃内野安打で勝ち越し、さらに2死満塁からルーキー熊野輝光の右前適時打で3点目を挙げた。七回にも松永浩美の適時二塁打で2点を追加した。

 投げては先発の佐藤義則が南海打線をまったく寄せ付けない。6安打1点に抑え、106球で今季11度目の完投で自身の連勝を11に伸ばした。

 「惜しかったね。もう少しで100球を切れたのに。初球はカーブから入ったけどほとんどストライク。そのほかのコントロールも良かった。こうやって打たせて取るのは楽でいいね」

 上田利治監督も「佐藤が投げるときは安心して見ておれるね。バッターも信頼しているからよくバックアップしてくれる。野球になっとるよ」

 佐藤はこの時点で14勝3敗。最終的には21勝(11敗)を挙げた最多勝に輝いた。完投数は実に23を数えた。

 チームはこの時点で首位・西武とは9・5ゲーム差の2位。最終的には4位に終わった。

 当時のスタメンは次の通り。

(7)福本 豊

(6)岩本好広

(9)簑田浩二

(3)ブーマー・ウエルズ

(5)松永浩美

(8)熊野輝光

(D)ジョー・ヒックス

(2)藤田浩雅

(4)村上真一

(P)佐藤義則

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