オリックス・吉田正尚外野手は２１日、大阪市此花区の球団施設で打撃や守備の自主練習を行った。

　「まだ開幕は決まっていませんが、やれる範囲で時間を無駄にすることなく、少しでもレベルアップできればと考えています。特に新しいことは考えていませんが、シーズン中であればできないようなこと、ウエートトレーニングの負荷を上げたり、セット数を増やしたり、自分なりに考えながら練習しています」

　練習以外は自宅で過ごす時間が増えている。

　「あまり趣味もないので、テレビを見たり、家の周りで犬の散歩をするくらいですかね。あとは家でしっかりとストレッチを行うようにしています」

　今季への意気込みを問われると「当初はスタートも早いと思っていたので、しっかり体を作ってアピールしながら東京五輪に向けて、というところだったんですけど、五輪も延期になりましたし、レギュラーシーズンはいつ開幕するかは分からないですが、いいパフォーマンスができるように日々過ごしていきたいと思います」と語った。

　開幕を待ち望むファンに向けて「苦しい日々が続きますが、きっといい状態が来てくれると信じて僕たち選手も頑張っていますので、ファンの皆さんも球場で応援できる日が来ることを信じて共に頑張っていきましょう」と呼び掛けていた。