中日・ドラ1石川昂 圧巻柵越え15本「意外とタイミング取れました」

 「中日2軍春季キャンプ」(1日、読谷)

 中日のドラフト1位・石川昂弥(たかや)内野手(18)=東邦=が1日、2軍の読谷球場で打撃練習に臨み、57スイングで15本の柵越えを放った。

 マシン相手の最初の11スイングはノーアーチ。12スイング目で初めて柵越えすると、エンジンがかかった。1月30日の合同自主トレに続いて場外弾を放った。マシン相手では3連発締め。育成・大蔵を相手にしてのフリー打撃でも2本のフェンスオーバーだ。

 「打撃の感触は悪くない。意外とタイミングが取れました」。マシン相手に41スイングで13本の柵越え。大蔵には16スイングで2本の柵越え。計57スイングで15発、安打性の当たりは24本だった。仁村2軍監督も「(スイングの)軌道がいいよね。無理にバットを返したり、こねたりしない」と目を細めた。

 3、4日にはシート打撃が組まれている。そして7日の練習試合には、仁村2軍監督が体調に問題がなければ、出場させる考えをすでに示している。早期1軍昇格へ、どんどんアピールしていく。

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